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矢野燿大のチャレンジフィッシング!第4回はポートアイランド東側の沖堤群で、シーバスのデイゲームにチャレンジ!

いざ、スタートフィッシング!

05:00

六防から八防の西側に回り込んで「ポーアイ波止」をに到着

空港との水道にあるポーアイ波止は最高に潮通しがよいポイント

神戸港の摩耶大橋西詰めの下から出航した神戸渡船は六防から八防の西側に回り込んで「ポーアイ波止」を目指す。
通常なら東側をストレートに航行するのだが、これには事情があって、実はこの日、コアマン主催のイベント「コアマンチャレンジ渡船2012」第6回が、我々の取材に先立って午前4時の出船、八防を舞台に行われていたからだ。これは泉さんが神戸渡船の船長にお願いしたコースどりのようで、八防でシーバスをねらうイベント参加の約80人の方々に矢野さんと泉さんが手を振ると、八防からも手を振り返してくれた。

矢野タイガーで釣り開始。

「ポーアイ波止」には20分ほどで到着。ポートアイランドの南東角から東に延びた長い波止で先端には小さな灯標がある。波止の両サイドともテトラは入っておらずケーソンも海面から高くなく大変釣りやすい場所。またポートアイランドと神戸空港島の水道の延長に位置しているので潮流はかなり速く、神戸港沖堤群の中では最高に潮通しがよい釣り場。

さっそく本命の潮目を探すが、強めの東風が吹いているせいで、ちょっとはっきりしない。そこで先端に近い沖向きでキャストを開始する。ルアーを斜めにキャストし波止際も意識したリトリーブで攻める。ルアーはまず矢野さんが『IP-26アイアンプレート』。カラーは今回のスペシャルカラーである矢野タイガー。そして泉さんは『PB-30パワーブレード』のイワシグローで釣り開始。


矢野さん

僕が最初に使った矢野タイガーは派手ですけど泉さんのはちょっと地味なカラーですね。

泉さん

アイアンプレートとパワーブレードでは水中で起きる波動が全然違いますし、カラーも派手なものと地味なナチュラルカラーと正反対にしたのは、どちらの反応がよいのかを探るためなんです。

05:35

夏場が旬のゴマサバ

ええっ!まじですか?開始10分で早くもヒット!

釣りを始めてわずか10分。さっそく矢野さんにアタリがあり、いきなりのヒットにテンションアップ!
シーバスか?いやちょっと引きが違う!青もの?上がってきたのは40cmは確実にあるゴマサバ。例年、初夏に大阪湾内に回遊してくる魚だが、今年は遅れ気味で阪神地区の各釣り場で釣れているものは30cm未満の小型ばかりだと思っていたので、これには驚いた。神戸渡船の船長も「偶然、大型の群れが入ったのでは」という。夏場が旬のゴマサバ、メチャクチャおいしそうなのだが残念なことに、きっちり血抜きし氷締めして持ち帰る準備をしていなかったので涙のリリース。

しかし、この日のポーアイ波止は前日までの状況とうってかわって潮には適度な濁りが入っており、イワシやアジ、サヨリなどベイトの群れがいたるところに見られるグッドなコンディションだったのだ。

05:52

波止の上に引き上げたシーバスは69cm!

そして30分後にドッカーン!本命69cmがヒットしちゃいました!やったぞ!カラーは矢野タイガー

その後、潮流が速くなり東向き先端部のちょっと内角気味のところにヨレができていることを泉さんが確認。
矢野さんに内側の角から矢野タイガーをキャストしてもらう。

そして応えはすぐに出た。
潮目に向かってキャストし、少しルアーを沈めてからリトリーブ開始、かなり手前まで、波止の際から10mほどの地点の浅いレンジでガツンと衝撃的なヒット。
リールを巻きながら魚の動きに合わせて波止の上を移動、腰を落として左右への走りをいなして浮かせた魚は間違いなくシーバス。それもかなりの良型。

泉さんが一発でタモ入れを決めて波止の上に引き上げたシーバスは69cm!釣り始めて30分そこそこで本命を釣り上げてしまった!
チャレンジフィッシング前回からの勢いは衰えていなかった。これが夏の神戸港沖堤の底力?


矢野さん

いきなり釣れちゃいました。とにかく潮目ができているんで、それに向かって投げて巻くだけ、としか言われてないんです。

泉さん

はい、それでいいんです。アイアンプレートやパワーブレードは投げて巻くだけ。釣れるポイントに入れば簡単に釣れるんです。

誰が言ったか「ハマチみたい」なゴマサバ

06:30

ハマチのようなゴマサバ。本当にオイシソウだけど・・・

この69cmのシーバスをやさしくリリースしてからすぐの6時過ぎにも再び同じポイントで矢野さんにヒットしたが、これは残念ながらフックが外れてバラシ。直後、沖向きでアイアンプレートのグリーンピンクにチェンジした泉さんにもアタリがあり、これはタチウオ。

それにしても先端の内側角は絶好調、やはり潮のヨレは抜群のポイントで6時30分、またしても矢野さんにヒット。ルアーは同じアイアンプレートだが矢野さんもグリーンピンクにチェンジしていた。ただしこれは本命ではなく外道のゴマサバだが、さきほどの魚に増してサイズがよい。誰が言ったか「ハマチみたい」なゴマサバは50cm近い巨体。食ったら最高やのになあ~と、またまたリリースである。泉さんによればグリーンピンクはサバには抜群の効き目があるのだとか。


アイアンプレートとパワーブレードの仕様術

タダ巻きでOKだがレンジはざっくりとイメージする

両方のルアーの最大の武器は投げて巻くだけという簡単さ

とにかく投げて巻くだけという簡単さが、両方のルアーの最大の武器。
メタルバイブであるアイアンプレートはそのボディから生み出される波動が、パワーブレードは回転するブレードがシーバスを誘いバイトを誘発する。
意識するのはレンジだけ。着水と同時にざっくりとしたカウントダウンで表層、中層、低層にまで沈めてからリーリングを開始するのが基本となる。
実際に釣り場で細かいレンジ分け、たとえば1m刻みに釣ることなどまず不可能。あくまでもざっくりとしたイメージでよい。

ゴールド系とシルバー系、腹部分の色のあるなし。水深に応じたカラーローテーションを

暗い間は派手なカラー、日が高くなればなるほど反射率の高いカラー選択が基本

暗いうちは派手なカラーを使い日が高くなればなるほど反射率の高いモノを、という選択が基本。
最初に矢野さんが使った矢野タイガーは、どちらかといえばナイトゲームに向くカラーだが、早朝の光量が少ないときなどにも目立つのでよいだろう。
この日、サバに抜群だったグリーンピンクはデイゲームに向いたカラーで潮が濁っているときにも効果がありオールマイティー。とくにボディサイドのシルバーの反射が効く。

とりあえずアイアンプレートを例に購入を考えた場合、最初に揃えるのはゴールド系とシルバー系の2つは必須。
あと腹の部分に色が付いているか付いていないか。ゴールドは潮が濁っているとき。シルバーは澄んでいるとき。レンジが浅い場合はシルバー、深い場合はゴールド、レンジが深いときは目立つように腹に色がついたもの。浅い場合は腹の色なしでOK。

泉さん

とくに何も指示していないのに、ちゃんとルアーを沈めてから引いていましたね。

矢野さん

泉さんの真似したんです。投げたらサオ先を海面に向けてライン沈めていたので。イトフケ出さないようにするんだなあ・・・と思って。
これがカウントダウンにもなってますよね。

泉さん

レンジを意識するあたり、さすがに釣りしてはるわ~って思いましたよ。

矢野さん

心の中で何となくですがレンジは意識してました。アタリがなければ、次はちょっと深めとか。
リーリングのスピードも観察させてもらいました。

やりました本日2尾目の本命、シーバス59cm

07:15

絶好調!ホームラン2本目!59cmがグリーンピンクのアイアンプレートに

その後、2人でサバを何尾か追加し時間は7時15分。またまたまた!矢野さんにヒット!

やりました本日2尾目の本命、シーバス59cm。
1尾目よりは小さいがベイトを食いまくっているせいか丸々としている。キャスト後、途中まで巻いてきたところ、1尾目よりはかなり沖でヒットしたという。
ルアーは先ほどと同じアイアンプレートのグリーンピンク。サバだけでなくシーバスにも効く!?

いや、それが本来の姿だ。


レバーブレーキ付きスピニングリールの使い方
レバーブレーキは慣れないと操作が難しい

レバーブレーキはもともと磯のフカセ釣り用に数十年前に開発されたシステムで、グレやチヌなどを釣る場合に軟らかい磯ザオがのされた場合、瞬時にラインを出してサオの角度を立て直しラインブレイクを防ぐという目的で使うものだ。

このリールの機構がシーバスフィッシングにも取り入れられたが目的が違う。
ルアーフィッシングではラインブレイクを防ぐためにドラグが活用されるため、シーバスでのレバーブレーキの役目はシーバスにエラ洗いのジャンプをさせないためのものだ。
やり取りをしていてシーバスが浮上、ジャンプしそうと感じたらレバーを離してラインを送りテンションを緩める。そうするとシーバスは再び深く潜ろうとするのでジャンプを免れるという筋書き。
この動作を繰り返すことで水中でシーバスの体力を奪い、大型も楽に取り込めるようになるのだ。
ドラグでは同じことをしようとするとライン放出時にかかるテンションが大きいため上手くいかない。
レバーブレーキは慣れないと操作が難しいので、ある程度の練習が必要だ。

矢野さん

レバーには触らない方がよいといわれましたので、まったく触ってません(笑)

泉さん

はい、そう言いました。
慣れていないとトラブルの元になりますから、プライベートでじっくり練習してくださいね。


岸ジギのレクチャー開始

09:00

ポーアイ沖波止に移動して岸壁ジギングのレクチャー

無事に潮目ねらいで本命2尾をゲットできたことだし、岸壁ジギングにチャレンジすることになった。ポイントは「ポーアイ波止」から左沖に見える短い「ポーアイ沖波止」。神戸渡船が渡す沖堤の中ではもっとも沖に位置し、潮通しのよさはポーアイ波止以上。魚も多く波止の周囲を何千というシーバスに包囲されることもあるほど。これは昨年末に泉さんが経験したことなのだが、ただ、その日はまったくルアーには反応しなかった。渡船で移動して、まずは岸ジギのレクチャー開始。


岸壁ジギングの基本とコツ
岸壁ジギングでシーバス釣る

アタリはフォール中が70%

岸壁ジギングとは波止の際に付いてるシーバスをバーチカルジギングで釣る方法。
基本的にはメタルジグのゼッタイを真下に落としてシャクリながら引き上げてくるだけ。キモはフォール中にいかに食わせるか。フォール時にブレーキをかけすぎると、ジグが揺れず真っ直ぐ落ちてしまうのでアウト。
ややフリー気味にふわふわっと落ちる感じにリールをブレーキ調整。着底したらすかさず巻き上げる。
すぐに巻き上げないといけないのはジグを長く海底に置けば置くほど見切られてしまうから。

という理由で着底したときにバックラッシュしないブレーキ調整、軸の締め具合が実に重要だ。
着底のたびにバックラッシュして絡みをほどいていては釣れる可能性がゼロ。ジグが着底してラインの出が止まったときに1、2回だけスプールが回転して止まる程度にしておく。締め方が足りず回りすぎるとバックラッシュするので注意。

かといって締めすぎるとジグの落下にテンションがかかってしまうのでアウト。
同じ意味でフォール中は指でスプールに触れないこと。すぐ巻けるようにハンドルには手をかけておく。


アタリは7対3でフォール中に出る

アタリは7対3でフォール中に出る。
フォール中にサオ先にコンとかコツっと出るのがアタリで、ジグがボトムに着いたり途中の壁で引っ掛かったりした場合はコンとは出ず、ただラインの出が止まるだけなので判別はしやすい。

シャクリは通常、ショートのワンピッチワンジャーク。
慣れてきたらハンドル半回転で1シャクリとか、3分の1回転で1シャクリとかシェイキングみたいな感じがベター。

ジグが短い移動距離でパタパタパタとアクションすることでアピール力がアップする。
このシャクリ時にもガツンとくるが、やはりフォール中にアタリが多い。シャクリ上げ中に違和感を感じたら、すかさずフォールを入れてやるとコンと当たることが多い。

バスのように送り込んでから合わせるとシーバスの場合は外れることが多いので注意。

矢野さん

ジグはどのあたりまで引き上げたらよいのですか?

泉さん

海面まで上げてもいいですし、神経質にならず適当に上までという感じで大丈夫ですよ。


09:38

泉さんは矢野さんの横でコーチ役に徹する

ケーソン切れ目でコツンとアタリ。無念のバラシに矢野さんアツくなる

まずはポーアイ波止向きの内側角から釣り開始。泉さんは矢野さんの横でコーチ役に徹する。泉さんによればポーアイ沖波止の岸ジギで釣れる場所が決まっていおり港内側はタナがあり際が浅くなっているのでダメ。両先端の角4ヵ所と沖側にある何カ所かのケーソンの継ぎ目がポイント。このポイントを攻める場合、たとえばシルバー系のゼッタイで、まずすべてのポイントを攻めたら、次にゴールド系にチェンジして攻め直すとルアーのカラーが変わったせいで先ほどは無反応だったシーバスがヒットすることがある。また途中、キャスティングなどをしてポイントを休ませるとアタリが出ることもあるのだとか。

とりあえずポイントに一通り探りを入れルアーカラーをチェンジして探りなおした沖側のケーソン切れ目。矢野さんのロッドにコツンとアタリ。即アワセも決まってやり取りに入ったが、残念ながら姿を見る前にフックが外れてばらしてしまった。まことに残念。さらにその数分後、もう一度アタリが出たがこれはフッキングに至らずで、ここでタイムアップ。矢野さん、思い切り残念そう。動画のエンディング撮影後、渡船が着岸するまでの数分間、再び岸ジギマンとなってしまった。


矢野さん

最後の岸ジギのバラシが悔しいなあ。

泉さん

明確にアタリが出る釣りなんで面白いでしょう?

矢野さん

1回1回ドキドキ感があるので楽しいですね。巻きものの場合はいつ当たるのかなあって油断するときがあるんですけど、岸ジギは緊張感がありました。

泉さん

岸ジギの楽しさが分かってもらえただけで満足です。

今回のまとめ

9~10月も沖堤は健在!ぜひデイのシーバスにチャレンジしよう!

シーバスフィッシングの楽しさを大いに満喫

とにかく夏の沖堤デイゲームのメインであるアイアンプレートでの潮目ねらいで結果が出たので大成功。何尾かバラした魚もあったが、矢野さんが掛けたシーバスを上手にいなしている姿を見て泉さんも「やはりバスでの経験が生きてるなあ、いい感じ」と納得。

「前回のボートシーバスよりも魚が太かったですので、引きもその分、強烈でした」と矢野さんも、シーバスフィッシングの楽しさを大いに満喫。

これからの9月、10月秋のシーズンも神戸港の沖堤デイゲームはは真夏に続く好シーズン。台風直後などは濁りの入った河口域にシフトすることもあるが、通常は沖堤での潮目ねらい、テクトロ、岸ジギなど一通りのメソッドが可能なので、ぜひともねらってほしい。真夏のように熱中症の心配もないのがありがたい。

  1. 沖堤デイゲーム攻略 コアマンSTYLE(準備編)
  2. 沖堤デイゲーム攻略 コアマンSTYLE(実釣編)
  3. オリジナルカラー『矢野タイガー』プレゼント!
チャレンジフィッシングの動画はこちらをクリック!
今回使用するタックルを要チェック
神戸渡船 神戸渡船の紹介

今回、矢野さんがお世話になったのは神戸にある神戸渡船さん。

摩耶大橋三宮側下の北側波止より、第5から第8までの各防波堤やポーアイ、和田防新波止へ船で渡してくれます。
早朝5時から渡れるので、出勤前にちょっと一振りなんてことや、仕事帰りに夕まずめを狙って突撃することも可能ですよ。

インフォメーション
神戸渡船の外観

摩耶大橋三宮側下の北側波止より神戸渡船がでています。

渡船代:
大人:1,800円(2,200円)
中学生以下:700円(1,000円)
※()内はポーアイ沖、和田防新波止料金。
他、チャーター便も承ります。

渡船時間:
AM5:00~PM9:00
※季節により変更あり

http://www.miolab.com/kobetosen/

釣りとアウトドアの事ならRebass.JP

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